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東陽テクニカ

テスト自動化の考え方

概要

テスト自動化の考え方

 

自動化とは効率化??…自動化導入を検討する本当のメリット
これから検討を進めるための 4 ステップガイド

 

 

 

現在の手動テストでどのような試験を何時間かけて行っているか?

 

テスト自動化により時間が削減できるとしたら、そのテストを何時間で行いたいか?
例えば、4時間かかっていたテストを2時間で行いたいなら50%の時間で行わないといけない。
効率を倍にするための簡単なアプローチは人数を2倍にすれば良い。一人のテスト実行者を$50k年で契約しているとしたら、$100kの予算があれば効率は2倍になるのか?しかしそのような単純な話では無い。人数を倍にしても場所、電力など付随するコストも増大しており、$100kではなく、$110kもしくは$150kが必要になるかもしれない。

 

自動化を実現することにより同じスタッフの人数で効率を2倍にできたら、その際の価値としては、テスト実行におけるオペレータコストが半分($50k)になる。リリースまでの時間が短縮され、セールス機会の増大につながる。新たなビジネスとして$1Mを生むかもしれない。

 

iTestで自動化試験を実現できると、開発期間は短縮され、さらに検証品質も向上する。これを競合と比較したどうだろう?ある会社ではiTestで多くの検証項目をこなして、品質を高める。さらにリリーススピードも速い。しかしiTestを導入していない、同業他社は検証時間がかかる上、品質もまちまちである。これは長期的に見てどれだけのビジネスチャンスを生むであろうか?その額は$1Mだけではなく、$10M-100Mになるかもしれない。

 

製品開発のスピードアップとコストコントロールが競合製品との差別化を生み、 次世代製品開発への架け橋となります。

 

 

 

 

テスト自動化の進め方

自動化導入のコツと注目ポイント
具体的な5ステップガイド

 

 


 現状の手動テストについて、どんな試験をどれだけの時間をかけて行っているか?
   - 現在の試験項目数、試験内容 (試験目的・操作手順・合否条件)
   - 人数、時間
   - 現在の試験項目数、試験精度に満足しているか?

 

   - 現在の試験項目と今後自動化したい項目を並べる
   - そのうち特に自動化したい項目をピックアップし優先順位をつける
 
たくさんの試験項目を一度に自動化に移行することは現実的ではありません。マニュアル試験と並行し、徐々に自動化していくことをおすすめます。特に、繰り返し行う、実行頻度が高い、時間がかかる作業、マシンタイムが限られる、結果判定の真偽が明確、といった試験項目は自動化に効果的です。

 

   - 何項目の試験を何時間以内で終わらせたいか
 
テスト自動化により、現在のマニュアル試験よりも試験時間が短縮されます。試験時間を意識することでマシンタイムを有効に使い、より詰めて試験を実行しテストラインを増やすこともできるようになります。更には試験環境や試験の結線環境も自動化できれば、よりシームレスなテスト自動化となります。

 

   - 試験結果、使用パラメータ、ログ、変数など、どんな情報をとっておきたいか?
 
自動化したならば、試験の実行進捗を人間が見張る必要はありません。だからこそ、試験結果を含む、実行環境のログやパラメータ値の保存は必須です。どの試験環境でその結果が出たのか、後からでも詳細を確認できるように必要なデータを収集しておくことは決して無駄にはなりません。

 

   - 試験シナリオを共有する、変動するパラメータ値を変数化
   - 各項目に共通の操作や判定を、プロシージャ化し再利用する
   - TestReportをすべて抽出し管理、解析

 

 

 

 


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