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東陽テクニカ

試験シナリオの作成から取得データの合否判定

概要

iTest機能紹介-試験シナリオの作成から取得データの合否判定

iTestによる共通プラットフォームがプロジェクトを成功へと導く
評価環境を取り巻くデバイスのコントロールセッションを一元的に制御

 

システムを構成する機器には様々な制御インターフェースが存在します。それら複数の機器の制御を同時に行い取得した試験結果やログについて条件分岐や結果判定を自動で行うことができるツールがSpirent iTestです。
Spirent iTestではTelnet、シリアルポート、GPIB、WebブラウザやSNMP、Wiresharkなど、豊富な制御インターフェースに対応したSession Profileが用意されています。それぞれのSession Profileは同時に制御することができマルチスレッドで実行することが可能なため、それぞれのSessionで得られた応答をもとに異なるネットワーク機器間の連携も可能なります。オペレーションの自動化を実現し、検証環境における情報を共通プラットフォームで統一することにより、開発スケジュールやリソース割り当ての改善に、大きく貢献することをお約束します。

 

Spirent iTestの特徴

使いやすい統合型アプリケーションとユーザ視点の細やかな機能を実装しています。

アプリケーションの操作性 親和性の高いグラフィックユーザーインターフェース
直感的な操作性、操作ウィンドウの配置カスタマイズ性
試験シナリオの共有と再利用 試験シナリオやコマンドのプロシージャ化、SVN機能を利用し試験シナリオのグループメンバ間の共有を実現
試験シナリオ作成機能 マニュアル操作のキャプチャから簡単シナリオ生成
使用頻度の高いコマンド登録/呼び出し機能(QuickCall) パラメータ変数化、外部ファイルread/write、各種コンディションコマンドのサポート(If/For/While/Foreach)、試験対象からのレスポンス応答を解析する強力なResponse Map機能

自動化カバレッジ と同時制御

多様なセッション/プロトコルの制御をサポート
あらゆるデバイスを一元的に制御、マルチスレッド実行、複数機器間の同期制御も充実

結果解析とデバッグ機能 デバッグ機能、テストレポートからエラー発生箇所特定、テストレポート差分比較機能

自動レポート生成と共有

専用フォーマット、テキスト/XML/HTMLへのエクスポート機能、共有の外部データベースサーバを利用可能

スケジューリング機能

定期的な自動実行を可能とするスケジューリング機能
(日時、時間、回数、実行間隔/期間)

その他

メールや電話によるテクニカルサポート
操作説明資料(日本語)、操作説明ビデオ(英語)の提供
日本語化プラグイン、DUTエミュレータ
世界のユーザによるQAサイトの充実(iTestコミュニティ)

 

 

機能紹介

 

● 自由度の高い統合アプリケーション

iTestは、1つのアプリケーションから全機能を利用可能な統合型アプリケーションです。アプリケーション上では、機能ごとに様々なViewにわかれ、それらViewは自由に配置可能です。必要なViewだけをユーザ任意の位置に表示するなど、カスタマイズされたView構成でウィンドウ構成を登録することができます。

 

● マニュアル操作のオートキャプチャによる簡単シナリオ化

iTest上で自動化したいオペレーションを一度操作します。自動キャプチャ機能によりコマンドとレスポンスが履歴に残り、簡単に試験シナリオ化することができます。

操作履歴から自動生成された試験シナリオ

 

 

● 高度な解析・コンディションのロジック機能

If, Elseif, For, While, Loop, Foreach, break, Returnなどコンディションコマンドを使用した試験シナリオも簡単に設定できます。条件判定に応じた試験のAbortやContinue, Callコマンドによる他のシナリオ呼び出しなど強力かつ柔軟な機能を実装しています。

 

 

● 高精度レスポンスマップ機能

自動化対象装置から取得したレスポンス応答はiTestにより自動的にQueryとしてマッピングされます。生成されたQueryは条件判定のベースとなる数値や文字列として利用することが可能です。
Response Map機能を使用することにより、装置によって異なる様々なフォーマットのレスポンスにおいても、ユーザが目的とする特定の箇所のみを必ず取得することができます。複雑な分岐条件も正規表現も不要とする非常に強力なマッピング機能です。

 

 

 ● 強力な抽象化テクノロジ
自動化テストシナリオ内の様々な値を変数で置き換えることができます。(試験対象装置のIPアドレス、ポート、テストファイル名、各種コマンドパラメータ) それにより、試験トポロジや試験パラメータの変化にも柔軟に対応する強靭で再利用性の高いテストシナリオの作成を実現します。


● 自動化のカバレッジと複数セッションの同時制御
多様なセッション/プロトコル制御方法をサポートします。
マルチスレッドに対応、複数のデバイスも同時に操作可能です。詳しいセッション種類、製品ラインナップは、下記リンクよりご確認いただけます。


 

● 試験シナリオのプロシージャ化
試験シナリオやコマンドセットをプロシージャとして設定することができます。必要なプロシージャだけを呼び出し実行するなど、視覚的にも見やすく試験項目の変動にも強いテストシナリオの作成を実現します。プロシージャライブラリを設定することで、グループ内での共有と再利用が可能な試験資産となります。


● コマンドのクイック呼び出し機能(QuickCall)
Quick Call機能により、使用頻度の高いコマンド群をアクションとして登録することができます。必要なコマンドセットをすぐに呼び出すことができる機能です。作業効率の向上、正確性の向上、試験シナリオが見やすく・扱いやすくなるなど非常に利便性の高い機能です。

 

 

● 試験結果レポートの生成
試験実行後は自動でテストレポートが生成されます。専用フォーマットのほか、テキスト/XML/HTMLへのエクスポートが可能です。共有の外部データベースへの保存も可能です。(MySQL, Sqlserver, Oracle, Sqlite, Postgresql, Derby,,etc)


● 試験結果の差分比較機能
2つのテストレポートの比較し、異なる結果・レスポンスの箇所を自動でマーカする差分比較機能です。期待するレスポンス・結果を含むテストレポートとの比較や一番最後に実行したテストレポートと比較するなど設定可能です。
複雑な試験シナリオにおいても実行結果差分をひとめで確認できるため、結果解析に時間をかけさせません。

 

 

● スケジューリング機能
定期的な自動実行のスケジューリング機能を実装しています。
日時、時間、回数、実行間隔や期間を設定し、試験シナリオ(Testcase)や試験シナリオセット(TestSuites)を自動実行します。


● レスポンスエミュレーション機能
DUT(試験対象デバイス)と接続できない環境においても、iTestからの実行コマンドに対し登録したレスポンスを応答するエミュレーション機能です。試験シナリオの作成の際に、十分なマシンタイムをとれない状況でも試験シナリオの作成、動作確認などを進めることができます。


● サポート&ユーザ補助ツール
長年テストオートメーションに携わり培われたノウハウによる様々な細やかな機能がたくさん実装されています。また、下記のようなサポートも利用可能です。

 

・メールや電話によるテクニカルサポート
・操作説明資料(日本語)、操作説明ビデオ(英語)の提供
・補助ツール: 日本語化プラグイン、DUTエミュレータ
・世界のユーザによるQAサイトの充実(iTestコミュニティ)

 

 

 


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