CMステーション (HDTV&ワンセグ) 3555A 放送波と同様にハイビジョンTV+ワンセグ放送を送出 |
■背景
2011年4月に総務省ホワイトスペース推進会議が決定した「ホワイトスペース特区」の大半がエリアワンセグ関連
となっており、大学キャンパス、大型スポーツ施設、交通拠点、商業施設など多くの人が密集する場所で効率的に
情報を配信できる新サービスとして期待されています。
現状は,総務省から実験試験局の免許を取得して実施する「実験サービス」の位置付けで、今後制度化される予定
です。イベント会場等の自主放送、デジタルTVを用いたデジタルサイネージ等幅広いサービスを提供することが
可能になります。
■エリアワンセグとは・・・
・決まったエリア内(数100m程度)に、独自番組を ワンセグ放送
・各地域の空き周波数(ホワイトスペース)を利用
・視聴者が多数でも視聴に影響なし
・実験局免許の取得必要 (免許不要の微弱電波の有効エリアは30cm程度)
■製品特長
(1)ハイビジョンTV番組とワンセグ放送を同時に配信
13セグメント全てをTVに割当てることも可能
(2)コンテンツのスケジュール再生が可能
(3)HDDにセトされたTSフイルや外部から入力されたTSの多重が可能
(4)映像音声とデータ放送の多重にも使用可能
(5)オプションにより、最大4入力(標準2入力)のTSを多重が可能
(6)出力レベル範囲:-40dBm to +10dBm(0.5dB step/75Ω)
※エリアワンセグで主に使用される最大10mWの出力が設定可能の為、別途アンプ等は不要
(7)出力チャンネルは以下の設定が可能
VHF:1〜12ch、UHF:13〜62ch、CATV:C13〜C63chの任意の1ch。(サブチャンネルは、0〜41より選択可能)
※チャンネル設定以外に周波数設定も可能
※±1/14MHzの範囲で0.1Hz stepによる周波数をシフトすることができますので、実験免許取得時等の調整が容易
(8)緊急放送再生のための接点入力端子を用意
(9)ワンセグを配信時変調波の帯域幅を1セグメント帯域と13セグメント(1+12セグメント)帯域とで切り替え可能
(10)本体サイズ(突起物を除く) 250(w)×100(H)×334(D)?
■構成
■トピックス
羽田空港第二ターミナル・福岡空港第二ターミナルでのエリアワンセグ放送実証実験にて1seg Stationが採用