Smart-telecaster II 「動く現場」からライブ中継 |
誰でも簡単に、お使いのビデオカメラとタブレットPCで高画質な映像を中継。災害現場、救急医療、保守・メンテナンス、工事現場の進捗確認などに利用できます。 |
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抜群のポータビリティ
スマートテレキャスターは、大掛かりな機材やアンテナなどを使わず、手軽にライブ中継が出来る、リアルタイム映像中継システムです。ビデオカメラに接続されたPCで映像をリアルタイムに圧縮、携帯電話などのワイヤレス回線を使って伝送。受信側はBフレッツなどの固定回線経由で映像を受信します。PCはコンパクトサイズで持ち運びもラクラク。タッチパネルを搭載しているので操作も簡単です。
マルチカメラ対応
10箇所までの現場を同時にモニタリングできます。映像だけでなく音声も双方向で通話できます。リモートからの指示、確認の用途にも最適。ベテランから若手への業務ノウハウ継承、現場調査の手戻り無し、などによりコスト削減を実現できます。
放送局も納得の高画質
スマートテレキャスターはFOMA等の携帯電話回線の環境でもスムーズで高品質なライブ中継が可能です。報道の現場で求められる高い映像品質の要求をクリアし、実際のオンエアの中でも利用されています。
医療現場での応用例
迅速かつ組織的に映像情報を共有する現場で、最大の力を発揮します。例えば、救急車から患者の様子を中継し、救急医療センター経由で搬送先に医療機関に映像を伝送、という応用した活用例があります。3拠点で音声通話も可能なため、一刻を争うような医療現場では最適です。
太平洋から、エベレストから
スマートテレキャスターは利用するネットワークを選びません。手軽に中継したい場合はFOMA、船の上や飛行機から映像伝送する場合はBGANという風に、利用シーンに合わせて回線環境を変えれば、どこからでも中継できます。エベレストの山頂やアフガニスタンの戦場からの中継にも利用されました。GPSと連動して、撮影者の位置を把握することも可能です。
Smart telecasterを用いたデモ映像(実際にケーブルテレビで放送)
よくある質問
Q1. | どんなカメラが使えるのでしょうか? |
---|---|
A |
タブレットPCタイプ:i.Linkまたはコンポジット端子を持つカメラ |
Q2. | 双方向の送受信は可能ですか? |
A | 映像は片方向ですが音声は双方向なので、送信側と受信側で掛け合いができます。 |
Q3. | 電波状況が悪い場合は使えますか? |
A | 電波状況に応じて、フレーム数を保ったまま、画質を落とし、接続を継続します。 切断した場合には自動的に再接続を行う設定もあります。 |
Q4. | ネットワーク帯域が低くなり、映像が伝送できなかった場合どうなりますか? |
A | 音声は優先して伝送されるため、映像が途切れても音声接続は出来る限りキープします。 また、通信が途絶えた場合にも、最後に受信した映像が静止画として必ず残る仕様になっています。 |
Q5. | 遅延はどのくらい発生しますか? |
A | 固定回線とFOMAを使用した場合は約1秒程度、FOMA同士だと約2秒程度です。 音声のみを送信するモードであれば、遅延を最小化※できます 。 ※LAN接続の場合は、最小で240msecに設定可能 |
Q6. | エラー訂正はどのように行っていますか? |
A | ARQをサポートしています。 |
Q7. | 通信料金の目安はどのくらいでしょうか? |
A | FOMAの場合、パケ・ホーダイダブル、定額データプランなどの定額サービスが利用可能です。 |
Q8. | オススメのデータ通信カードは? |
A | STC-Cam(送信機)はタブレットPCタイプ、ハンディタイプ共にFOMAの通信モジュールを内蔵しています。 ※SIMの契約は行っていただく必要があります。 |
Q9. | 複数の端末からの同時接続は可能ですか? |
A | 同時に12台まで接続することが可能です。 サムネイルを選択するだけでスムーズにチャネルを切り替えられます。 Android端末からの映像も同時に受信可能です。 |
Q10. | レンタルは出来ますか? |
A | 基本的にレンタルサービスは行っておりませんが、ご購入前提でのお貸し出しは可能です。 |
Q11. | 写真を送ることは可能ですか? |
A | 静止画キャプチャ機能を実装しています。 受信アプリケーションの撮影ボタンを押すことにより、 STC-Cam側でエンコードする前の映像からJPEGファイルを生成して自動的に伝送します。 解像度は720x480、ファイルサイズの目安は100KB〜225KBとなります。 |
Q12. | 受信した映像を他のモニタで表示することはできますか? |
A | 受信側のPCに映像出力ボード(オプション)を挿すことで対応可能です。 画面全体ではなく、受信した映像のみが表示されます。 出力インターフェースはNTSC, SDI, HDMIから選択できます。 |
Q13. | Smart-telecaster for Android / iOS を同時に利用可能ですか? |
A | 1台のSmart-telecasterMultiで同時に受信可能です。 ※Smart-telecasterをバージョン2.0にアップデートする必要があります。 |
Q14. | 同時に複数箇所で映像を受信することは可能ですか? |
A | Smart-telecasterMultiのリレー機能を利用することでもう1台のSmart-telecasterMultiに映像を転送できます。この場合音声は3者間通話となります。 また、配信サーバと組み合わせることで、タブレット端末などに映像を配信することも可能です。 |
事例紹介
○岡山県美作地区 消防指令センター様
「Smart-telecaster」で救える命を増やせ!
走る救急車から病院の医師に映像を送り、傷病者の救命率を高める取り組みがスタート。
○株式会社ジュピターテレコム 関西メディアセンター様
業界最大のケーブルテレビ会社が「Smart-telecaster」シリーズを活用。携帯性、高品質、短遅延、マルチリンク対応、 画質調整機能の条件を全て備えたシステムとして高い評価を頂きました。
○株式会社mmbi様
日本初スマートフォン向け放送局 "NOTTV" を支える "Smart-telecasterHD"。
「notty★LIVE 7時間!」の中継システムとして連日活用されています。
○東日本旅客鉄道株式会社様
世界最大の鉄道輸送サービスの品質向上にスマートテレキャスターが貢献しています。
○福井県越前市様
平成19年6月17日福井県越前市の吉野瀬川流域豪雨防災訓練でスマートテレキャスターが利用されました。
○三恵エンジニアリング様
東海地区をベースに電気通信設備の調査・設計を行っている三恵エンジニアリング様の事例です。
ベテランから若手へのノウハウ継承を狙って、現場映像の業務利用にスマートテレキャスターをご活用いただいています。