学習キット
ADコンバータ、DAコンバータを使用しようとしているのですが、サンプルプログラムで使われている多くの定数（例えばEXT_ADCR2_CH1 、EXT_EVHFFE、EXT_ADCR_MDSI等）にはどのように定義されているのか全く分かりません。説明をお願いいたします。
サンプルプログラムにて使用している定数について、マニュアル中の説明が不十分であり申し訳ございません。
サンプルプログラムにて使用している定数については、”devicemap.ｈ”ファイル（添付CD内の”SAMPLE/INCLUDEフォルダ”、 もしくは開発環境中の“/home/user/jsp/include”フォルダに収められています）を参照してください。
“devicemap.ｈ”ファイルには、オプションボードの各デバイスを操作するレジスタと、各レジスタに設定する設定値を定数と して定義しています。
また、”devicemap.ｈ”に定義されている定数の名称には“EXT_XXXX”と“EXT_XXXX_YYYY”の2種類があります。
“EXT_XXXX”は、オプションボードの各レジスタを定義しており、XXXXの箇所にはレジスタの名称（5.2オプションカードのレジ スタ一覧をご覧ください）が入ります。
“EXT_XXXX_YYYY”は、各レジスタに設定するビットやマスク、LCDのインストラクションコードが定義されています。XXXXは レジスタ名称（LCDのインストラクションコードは除く）、YYYYには各ビットの機能等の略称が入ります。
なお、EXT_ADCR2_CH1はADコンバータのチャネル１をAD変換するために、ADコンバータコントロールレジスタ2（EXT_ADCR2）に 設定する値です。
EXT_ADICR_EVHFEは、ADコンバータのHF割込み（バッファの半分までAD変換結果が溜まった時の割込み）を許可するために、 AD割込み制御レジスタ１、２（EXT_ADICR、EXT_ADICR2）に設定する値です。