SpectrumAnalyzerに関するご質問（AirMagnet）
具体的な干渉デバイスとは
・DECT (Digital Enhanced Cordless Telecommunications)
ヨーロッパのコードレス電話の標準規格です。この規格には、いくつかの周波数帯で動作する多くの種類があります。AirMagnet Spectrum Analyzer の検出テンプレートは、さまざまな異なるDECTの種類に対応し、親機によって送信されるブロードキャストトラフィック（802.11ネットワークでの ビーコンに似ている）と、音声データを運ぶのに使用されるオフフック（ハンドセットごと）ストリームとを区別します。このプロトコルは周波数ホッピングと TDM (Time Division Multiplexing)の組合せが基礎になっています。
・TDD (Time Division Duplex)
単一チャンネルを使用するコードレス電話のタイプです。単一チャンネルが選択され、子機と親機のどちら側も交互に送信を行います。干渉源がある時は、これらの電話は他のチャンネルに切り替える場合もあります。
・802.11FH (802.11Frequency Hopping：周波数ホッピング802.11)
802.11プロトコルファミリーの一種で、周波数ホッピング方式です。通常1Mまたは2Mbpsのデータレートを使用します。
・Bluetooth
ワイヤレスPAN（Personal Area Network）プロトコルで、低コスト低パワーで稼動するよう設計されています。
これはSCO（Jabraハンドセットなどで使用される音声トラフィックで使用される）とACL（Bluetoothキーボード/マウスやPDA間などの データ通信で使用される）の２種類のトラフィックをサポートしています。このプロトコルは周波数ホッピングとTDM（時分割多重）の両方式を基にしていま す。
・Microwave Oven(電子レンジ)
料理をしたり食べ物を温める際に使用する2.4GHzや5GHz帯域を使った家電製品です。AirMagnet Spectrum Analyzer は2.4GHz帯に干渉を起こしうる一般的に使用される電子レンジを識別することが可能です。
・Continuous Transmitters
常時、高い信号デューティサイクルまたは継続的に信号を送信し続けるデバイスです。例えば、アナログビデオやアナログFMコードレス電話などがあります。